どうもJです。
本記事はエクスペリエンスが2022年に発売したホラーADVゲーム「死噛」の感想になります。ネタバレはしていないのでご安心ください。
目次
結論
面白い！でも高いし短い！というのが正直な感想です。
買ってよかったとは思っているのですが、もう終わっちゃった・・もっとやりたかった・・という気持ちが強かったです。ダウンロードコンテンツでもいいからたくさん出してくれないかな～と思っています。
どんな内容
別作品「死印」の主人公がとある学園で発生している不可思議な現象の解決（幽霊退治）を依頼されて解決に挑むという話です。
探索と推理がメインのため、アクションが苦手な人でも全く問題ありません。
グロテスクな演出や脅かす演出は控えめにすることができるので、怖いのは興味あるけどグロテスクは・・・といった方も問題ないと思います。
ただし、虫の絵を見るのも本当に無理という方はやめておくか、覚悟しておいた方がいいです。プレイしていて、うわ・・・と感じるイラストがいくつかありました。
プレイ時間
15時間から20時間くらいでクリアしました。（当然ですが、攻略情報は見てません）。
良かった点
・死印のキャラがたくさん出てくる
死印に登場したキャラたちがたくさん出てくるので、死印プレイ済みの方はうれしいと思います。私は真下というキャラが好きだったのですが、ちゃんと登場してくれて活躍もしてくれてかなりテンションが上がりました。
・理不尽な展開が無かった
特定の仲間と一緒でないとGAMEOVERになる、話の流れからこの選択肢が正解だとは思わないだろう。といった理不尽さが無かったです。NGのときにチラシを拾い損ねて幽霊を除霊できなかったトラウマがあったのでおびえていましたが杞憂でした。
・ちょこちょことハラハラさせる演出がある
あれ？このまま進んでも大丈夫なの？なんかやり損ねたりしてないかな・・？というような不安にさせる演出がありとても良かったです。
あれ、もしかしてダメだった・・？と何回思ったことか・・・（笑）
・ストーリーが普通に面白い
事件を解決しなければいけないので原因・元凶は何なのかということを終始考えさせられました。幽霊に襲われたけど生き残っている・・怪しい。このキャラはそもそも見た目が怪しい。あれ？みんな怪しいんだけど？となって先が気になるとても良いストーリーでした。記憶なくしてもう一回やりたいです。
うーんとなった点
・キャラのちょい出し
死印のキャラが出てくれるのはうれしいのですが、ほんとちらっとだけ出てくるだけのキャラも居て、そこまで無理やり登場させなくても良かったのでは？と思いました。キャラによってかなりの差があったのがちょっと残念という感じです。
・行動成功率がテンポを悪くしている気がする
本作では、選択肢を選ぶ際に確率で失敗する行動成功率というシステムが組み込まれました。
例えば、「バットを振る（行動成功率75％）」という感じです。
失敗すると無駄に体力を消費してまた選択をやり直す流れになりちょっとテンポ悪くなるなぁ・・・と感じました。
・価格とボリュームのミスマッチ感
なんと本作は定価が約9000円です。私はセールで6000円で買いました。
この価格でこのボリュームはちょっと少なすぎるかなぁ・・・と思ってしまいました。
9000円で買っていたらかなり落ち込んだと思います。
・死印をプレイしていることが前提になっていそうな気がする
死印では幽霊（怪異）に狙われた人に印が現れるという設定があり、その印をつけられた人を印人と呼んでいました。本作でもこの印人という単語が出てくるのですが、記憶の限りだと特に説明はなかったと思います。私が気づかなかっただけで他にもいろいろと説明が無い単語が出ていたかもしれません。
・バンシーが出てこなかった
これは完全に個人的な意見です。会いたかったんですバンシー伊藤に。
彼は死印で登場するホームレスおじいちゃんなのですが、霊感の強い図々しい感じのおじいちゃんで気に入っていました。なぜ出してくれなかったんだ・・・・
買う前に知っていてほしいこと
何度も書いていますが本編には死印のキャラたちが登場します。
そしてダウンロードコンテンツにはNGのキャラが出てきます。よって、本編をより楽しみたいならば少なくとも死印を先にプレイするのをお勧めします。
死噛はいくつかの章に分けた話になっているのですが、各章で死印のキャラが交代で出てくるため、死印未プレイの場合、毎回毎回誰だこいつら・・・となるかもしれません（主人公との関係性については登場時に軽く説明があります）
ちなみに時系列的には「死印」（1作目）→「死嚙」（3作目）→「NG」（2作目）となります。死印から数か月後の話だそうです。雨の赤ずきんよりは後・・なのかな？
以上が死噛をプレイした感想です。
何かしら参考になってくれたら幸いです。
それでは、さよんなら～～～
